SDGsへの取り組み
みまた幼稚園のエコ活動
平成21年度、みまた幼稚園は、宮崎県より「エコ幼稚園」に指定を受けました。そして、環境に配慮した活動の取り組みが認められ平成22年3月24日に認定証を授かりました。
月一回“エコの日”を設け、自分たちに出来るエコについての話し合いをしたりエコライダーに変身して踊ったりして意識付けをしています。小さい頃から環境に対して感じる豊かな心を育て、環境への興味や関心を深める目的で、平成23年度からエコ幼稚園認定園としての活動を行っています。
「エコ活動 ー SDGsに対する取り組み」として特に以下の点を意識し、運営・日々の保育を行っています。
「エコ活動 ー SDGsに対する取り組み」として特に以下の点を意識し、運営・日々の保育を行っています。
SDGsって何?
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。SDGsは、発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
当園の取り組み
1.貧困をなくそう
- 園児・保護者・職員・周りのもの全て誰一人としてとり残さない。
- 「赤い羽根共同募金」「歳末助け合い」の募金活動に取り組んでいます。
2.飢餓を0に
園内の畑で野菜を育て収穫する体験などの食育を通し食べ物の大切さや、命をいただくことへの感謝を持つことの大切さを伝えています。
●夏・冬野菜の栽培
●梅ちぎり
●梅干しづくり
●梅ちぎり
●梅干しづくり
3.すべての人に健康と福祉を
・栄養・保育などのノウハウを積極的に発信し、
全ての子どもが健やかに成長できるように 取り組んでいます。
・年長児はリズム発表会・卒園式で「手話」をしながら歌を歌います。
・内科検診
・歯科検診
4.質の高い教育をみんなに
<教育保育理念>
自然に抱かれて一緒に遊ぶことで多くの命の支えに気づいて、ののさまと共に生きる力を培い
あったかい仲間に囲まれて「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言え思いやりのあるののさま
の子どもを育む。
<めざす子ども像>
- (自己)強いこころ(かっこいい姿)
- (他者)優しいこころ(思いやりの姿)
- (環境)やわらかいこころ(朗らかな笑顔の姿)
- 毎月「エコの日」を設けて、エコについてみんなで考えます。
5.ジェンダー平等を実現しよう
- 男女間の平等を子ども達にも伝えています。
- 男性保育士の採用もすすめています。
- 出席番号を50音順で揃えています。
- 運動会のかけっこやマラソン会は男女混合で走ります。
6.安全な水とトイレを世界中に
- 水の大切さを伝え、節水も日常的に努められるよう子ども達と一緒に取り組んでいます。
- 植物・野菜の水やりに雨水を利用しています。
- ビオトープの池には地下水を利用しています。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- ゴミ拾い活動を通じて、住みよい街づくりを目指しています。また、リサイクル可能なものはリサイクルするようにしています。ベルマーク活動も行っています。
- 電気も日頃から大切に使うと共に、節電を心がけています。
- 木製のコンポストを設置し堆肥づくりをしていす。
8.働きがいも経済成長も
- ICTの導入によって業務の効率をはかり、保育本来の仕事である子どもと向き合う多く出せるようにしています。
- ICTを利用して、活動の様子をドキュメンテーションで配信し、プリントの配布物を減らす努力をしています。
- 長く仕事が続けられるよう、ライフスタイルの変化に応じた働き方ができるよう努力しています。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
- 子ども自ら遊びを見つけて遊べる環境を提供し、一人一人を大切にした遊びや活動が出来るよう配慮した保育を行うようにしています。
- 廃材(空き箱・カップの容器・ラップの芯など)を利用して、廃材遊びを展開しています。
10.人や国の不平等をなくそう
- 幼稚園に関わっている全ての人に対して、状況に関係なく平等に関わっていきます。
- 異年齢の子ども達との触れ合い遊びを通して、やさしい心と朗らかな笑顔を育んでいきます。
- うさぎ・メダカなど観察や飼育を通してやさしいこころを育ていきます。
- 施設を訪問し、交流を深めます。
11.住み続けられるまちづくりを
- ビオトープの池の中のメダカは都城の大淀川に生息しています。
- 「エコバッグ」を利用して、廃材あそびで作った品物を入れて持って帰ったり、廃材を入れて持ってきたりしています。
- 地域の行事に積極的に参加しています。
- 110番通報システムの導入
12.つくる責任 つかう責任
- 廃材を利用して色々な物を作って遊びます。「お店屋さんごっこ」の品物を廃材で作ります。
- ごみは分別して出来るだけ減らすように取り組んでいます。
- リサイクル可能なものはリサイクルするようにしています。
- ベルマーク運動をしています。
13.気候変動に具体的な対策を
- きゅうり・ゴーヤ・あさがおのつるを利用してグリーンカーテンを作り地球温暖化やCO2削減に努めます。
- 一人ひとり、防災セット(防災頭巾・防寒シート、水・おかゆ)
- 年に1回引き渡し避難訓練の実施
14.海の豊かさを守ろう
木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深める為に、100%宮崎県産の杉の木を使った「からからつみき」で遊んでいます。そして、子どもの好奇心を刺激し、想像力を伸ばし、集中力を高めます。
15.陸の豊かさも守ろう
- 通用門付近にビオトープを設置して水辺を作り、自然にふれ合う機会をつくっています。
- 園庭には出来るだけ樹木や植物を多くできるようにし、緑の大切さを伝えています。
- 年長児は「きりしま都城シェアリングネイチャーの会」の指導のもとネイチャーゲームに参加しています。
16.平和と公正をすべての人に
- 友だちと仲良くすることや、平和の大切さを子どもたちに伝えています。
- 暴力や虐待がなくなる取り組み(子育て支援)を行い、また、必要機関と連携をとり、子ども達の安全を守るために善処します。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
- 外部の多様な機関(役場・保健所・図書館・各学校など)と連携し、幼稚園を取り巻く地域全体が良い方向に迎えるよう活動を行っていきます。
- 勤労感謝の日にちなんで、日頃お世話になっている方々へプレゼントを届けに行きます。
- 南九州大学と協力し、ビオトープ周辺の改築に取り組む。